美白に効果があるという内服薬はどのように効いているの？

シナールやトランサミンなど、美白に効果があると言われているお薬たちはお肌のどの部分にどのように作用しているのでしょうか？イラストを交えて解説します。

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まずはシミができてしまう仕組みの説明から。２種類の細胞が登場します。

シミができてしまう仕組み

紫外線や女性ホルモンの影響を受けると、ケラチノサイト（表皮細胞）がプラスミンを産生して、メラノサイト（色素細胞）を刺激します。

プラスミンはケラチノサイトからメラノサイトへのお手紙（シグナル）のようなものだと思ってください。

このシグナルによって、メラノサイトがもつメラノソーム（小胞）の中でチロシン→メラニン（黒い色素）という酸化反応がおこります。

メラノサイトは長い足のような突起をのばしてケラチノサイトにメラニンを提供します。この黒いメラニンはケラチノサイトの細胞核を守るはたらきをします。

こうして提供されたメラニンが何らかの原因でケラチノサイトの中に滞留してしまうとシミとなってしまうのです。

お役立ちメモ① 市販薬と処方薬とでは中身が違うの？

市販薬は、１種類のお薬に様々な有効成分が入っていて便利ですね！トラネキサム酸をしっかり摂りたい方にはトランシーノⅡがいいかなと思います。

私はお薬がシートや瓶のままだと飲み忘れることが多いので、１日分を持ち運べるピルケースに入れています。週末にまとめてお薬を入れるのが習慣になりました。

私はAmazonのものを使っているのですが、便利すぎておじいちゃんおばあちゃん、そして友達のサプリメント愛用者大体にプレゼントしました。笑

お役立ちメモ② ビタミンCとビタミンEって両方摂らなきゃダメ？

ビタミンCとビタミンEに関しては、こんな実験があります。

肝斑がある患者に、ビタミンCとビタミンEの両方　または　どちらかを内服してもらう実験を行なったところ、肝斑に効果があったランキングは以下のようになりました。

１位　　　　　　　ビタミンCとビタミンEの両方を飲んだ患者

２位　　　　　　　ビタミンEのみ飲んだ患者

３位　　　　　　　ビタミンCのみ飲んだ患者

意外と大事なビタミンE・・・侮っちゃダメだった！しっかり摂取したいと思います。

以上、美白に関するサプリメントの説明でした。